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Home > タイと日本の文化の違い
 
 
 
 
 
     
 
 
     
     
 
日本とタイの明らかな違いは気候です。
日本には春夏秋冬の4季があります。タイには、4季はなく、大きく分けて、
夏季、雨季、乾期の3季があります。3季があるとは言え、一年中30度前後なので、
タイ人はよく、暑い季、もっと暑い季、めちゃめちゃ暑い季の3季だと冗談交じりで言ったりしています。
この気候の違いは、人間自体の気質を明らかに変えてしまいます。
人間は、その土地に適した体質や気質に適応するように変化するからです。
季節は人間の気質を変えてしまうほど、重要な要素の一つだと思います。

しかし、逆の視点から見てみると、人間はどこにでも住めるということです。
寒いところにも暑いところにも、そこには社会が成立しています。

タイは一年中暑いのですが、セミが出てくる季節は一年の内で、タイの真夏である3月〜5月頃です。
この季節はなんと40度前後になります。
この一番暑い時期を乗り越えると、次は雨季になります。スコールの季節です。
日本とタイとの違いは何と言っても、傘をさすか、ささないかでしょう。
タイのスコールの中では傘をさしても効き目がありません。
だから、移動中にこのスコールにあってしまったら、雨宿りが基本です。
未だに大都市バンコクではこの季節になるとこの雨宿りの光景が繰り広げられます。
プーケット等ビーチへ遊びに行くのは3月〜5月のタイでの真夏がシーズンです。
雨季はビーチへはローシーズンです。泳いでいる人をあまり見かけません。
そして、11月頃になると長袖の上着をデパートや路上で売り始めます。
タイでも12月、1月頃が一番涼しくなります。朝・晩が少し涼しいかな〜程度のものです。
30度前後なので半袖で充分過ごせます。
しかし、タイ人にとって、この季節は寒いらしく、街中でちらほらと長袖を着ている人を見かけます。
あるいは、これがこの季節の生けてるファッションという説もありますが・・・でも、心持ち涼しいな〜と感じる日に、タイ人は言います。
「寒いねー」と・・・それか、半袖を着ていると、「寒くないの?!」と驚いたように聞かれることもあります。
彼らの肌は正に敏感に少しの温度差や変化を察知しているのではないかと思います。

 
 
 
 
タイは1年中暑い国です。米の二毛作が可能で、フルーツも一年中豊富あります。
もちろん、フルーツの種類によって取れる季節が異なりますが、基本的に熱帯の食べ物は豊富です。
暑いので、家も簡単な作りで充分です。極端に言えば、外でもどこでもテントみたいにして眠れます。季節感がほとんどないので、今が何年で何月だったか分からなくなることがあります。
そのようなことは、あまり重要視されていません。「今日」あるいは「今」をいかに生きるかが最も重要なのです。
 
 
 
 
日本には春夏秋冬があります。米は二毛作ではありません。
冬の寒さをどうにかして乗り切るために、寒さを防げる家を確保しなければなりません。
一生懸命に働かなければ、生きていけないのです。季節によってメリハリがつき、季節ごとに季節特有の楽しみがあります。
4季によって、この時までに頑張ろうという向上心・目標も沸いてきます。未来のことも見据えて、日々働いているのです。

気候以外に、日本との明白な違いの特徴はそれぞれの地理的条件です。
タイは大陸で、周りを4ヵ国に囲まれています。日本は、島国で国境は隣り合わせになっていません。
このことは、地図を見れば一目瞭然です。

日本人の私達にとってあまりパッとこないかと思います、この「大陸」とは何を意味するのかというと、それだけ国境付近の人々の往来があり、移民も多くなり、社会問題も生じ、領土や民族争いも起こる可能性も高くなります。
このような歴史を乗り越えて、今のタイ王国が形成されるということです。
このことは、外国に対して以前から色々な対策をとっていることになり、解決能力もあるということを意味します。
そして、色んな国からの来客に対してオープンになります。

例えば、タイ人の顔を見ていると、実に様々な顔があることに気付くでしょう。
タイの北部にいるのは、様々な山岳民族が暮らしており、肌の色も比較的白い人たちです。
ラオスと隣りのイサーン地方と呼ばれているタイ東北部では、人々は、比較的肌の色が濃くなります。
南のマレーシアとの国境に近づくに連れて、イスラム系のタイ人を良く見かけます。肌の色は結構濃いです。
4カ国(ラオス、ミャンマー、カンボジア、マレーシア)との国境が隣り合わせになっているので、特にそれぞれの国境付近には、隣国の文化や言葉も行きかっているのです。

中心地バンコクには、国外からも色々な人たちが昔から商売を繰り広げに、タイへ渡ってきています。中華系タイ人がその代表例です。どこか中国風の色の白い女の子や男の子を街で見かけることがしばしばあると思います。彼らは、自分のことをタイ人だと言います。彼らの祖父母が中国からタイに渡ってきて以来、この地に暮らしているのです。
インド人も同じです。彼らはタイ人だと言います。彼らの場合も彼らの祖父母の時代からタイに暮らしています。
街中でよくタイシルクのテイラーがあります。その店を切り盛りしている大半がインド系タイ人です。
他にも、バンコクでは、西欧人も多く見かけますし、韓国人、日本人が多く暮らすエリアもあるほどです。
アラブ人のエリアもあれば、最近ではアフリカの人のエリアもでてきました。

このように、バンコクは立派な国際都市と言って等しいと思います。
よくタイは「微笑みの国」と呼ばれて人々から親しまれています。
この過程には、色んな国との往来によっても尚、育まれてきた人々の大らかな国民性が根付いているのです。
タイは、近年も旅行先として人気ぶりは衰えていません。
外国人の私達にも分け隔てなく笑顔で「サワッディー」と言って出迎えてくれるこの大らかな人々の魅力に魅せられて再来泰する人も多いと思います。

日本の特徴を簡潔に述べると、日本人の勤勉さは世界にも例を見ないほどです。
島国で育った私達は、ある意味外国に対する対応がすごく純粋だと思います。島国だからこそ理解が不足していた部分やオープンになれ切れていなかった現実というのは、歴史的に見ても多々あります。
反対に島国だからこそ培われてきた長所も沢山あります。年々世界が近くなってきたこともあり、もっと理解しようという動きや、オープンな考えを持った人が、社会の呼びかけと教育を通してますます増えてきていると思います。日本人の持ち前の誠実さや献身的な国民性を生かして、これから世界の国々ともっともっと懇親を深めて行くことができると思います。

国民性は、地理的な違いも大いに関わってくるでしょう。国民性は良い悪いで片付けられません。
なぜならば、誰でもそこに住めば、その国の気質になると言って等しいからです。
土地特有の国民性は、長い間培われてきた人々の歴史によって刻み込まれてきたと思います。だから、国民性は尊重すべきです。

 
 

一般的に述べると、人間とは本来そういう柔軟な生き物だと思います。その土地の食べ物が一番おいしいというように、その土地の国民性が一番その土地に合っているのだと思います。

あなたがなりたい国民性を持った国にしばらく住んでみるのも良いかもしれません。きっとあなたは変化して帰ってくるでしょう。
その国の国民性の方が自分に合っているなと感じるかもしれません。あるいは、やっぱり自分は日本の気質が合っていると改めて痛感するかもしれません。どのように感じたにせよ、あなたは異文化を勉強して変化して帰ってきたことになります。
世界がより身近になって帰ってきたことは確かです。

 
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